事務所について
伊澤剛志公認会計士事務所は、会計の信頼性を保ちながら、人が確認・承認しつつ AI を活用して経理を自動化することを専門としています。
会計士を志し、AI にたどり着くまで
幼い頃、父が脱サラして起業する姿を見ていました。起業する側ではなく、会計の専門家として、起業する人を支える側になりたい ── そう思ったことが、会計士を志した原点です。大手監査法人からスタートアップへ移ったのも、もともと IPO 支援 ── 成長していく企業をそばで支える仕事 ── に関心があったからでした。
AI は、目的ではなく手段です。
その原点は、いまも変わりません。経営者が本業を伸ばし、管理をより効率的に、より効果的にする ── そのための一つの道具として、AI があります。
現在の勤務先は、映像解析 AI を手がけるスタートアップです。入社した当時のプロダクトは、生成 AI ではなく機械学習 AI を使ったものでした。その後まもなく生成 AI が急速に進化し、事業の現場でも身近な存在になっていきます。先を行く人がいて、触れて学ぶ機会があり、経理・財務を中心とした管理部門で、実際に使ってみる場もありました。
試行錯誤の入口は、AI-OCR による領収書の読み取りでした。もう一歩踏み込んだのが、原価計算です。もともとスプレッドシートで一から組んでいた個別原価計算を、クラウド会計 (MoneyForward) の個別原価計算へ移しました。ただ、自社の仕様に完全には合わず、一部は手作業が残ってしまう。その差を埋めるために、生成 AI を使って、自社に合う原価計算の仕組みを自分で開発・実装したのです。
そこで肌で感じたのは、AI の利用価値の高さです。エンジニアでなくても、業務知識と経験があれば、生成 AI を使ってより速く・低コストで、必要なものを自分で作れる。むしろ、会計の専門職であることが強みになる ── その手応えが、いまの土台になっています。
会計士だから、統制を保ったまま
同時に、会計士としての経験と感覚から、危うさも見えました。生成 AI は、何も考えずに使えばブラックボックスになりがちです。けれど、使い方さえ誤らなければ、検証可能で、透明性があり、統制を組み込んだ形にできる ── それは、自分で実装してみて確かめられたことでした。とりわけ経理は、会計監査や税務調査に備えて、追跡可能性や履歴が欠かせません。だからこそ、会計士の視点が役に立ちます。速さのために、後から確認・説明できる状態を捨てない ── この姿勢は、監査の現場で内部統制を見てきた経験に根ざしています。
恵まれた経験を、次へ
ここまで来られたのは、AI に触れ、学び、試せる環境に恵まれていたからです。けれど、日本の中小企業の多くは、そうしたリソース ── 人材も、知識も、機会も ── に恵まれていません。幸運でなければ、なかなか踏み出せない。だからこそ、自分が積み上げた経験を、同じように前へ進みたい会社のために役立てたい。それが、日本全体の生産性や成長にも少しでもつながればと考えています。
その思いから、伊澤剛志公認会計士事務所として、経理 DX の支援を始めました。これまで自分の手で確かめてきたことを、これからは、前へ進もうとする会社のために。
スタンス
「AI に詳しい会計士」ではなく、自社の経理を実際に AI で実装し、動かしてきた会計士です。一般論ではなく、いま稼働しているシステムに基づいて、どこを自動化でき、何を人が担うべきかを判断します。
関与の形は、システムを設計・構築する場合も、御社内の担当者が自走できるよう伴走する場合も、御社のフェーズに応じて柔軟に選びます。
経歴
有限責任あずさ監査法人 (KPMG) にて約 16 年、上場・非上場企業の会計監査および内部統制構築の支援に従事しました。
2023 年より事業会社の管理本部で、経理・管理会計・財務・税務を統括し、月次決算の早期化、会計システムの移行などを推進してきました。
手がけてきた実務 ── 仕訳監査・個別原価計算・購買・経費・月次決算の早期化など ── の概要は Works をご覧ください。本事務所のサービスは、これらの実務経験を基盤としています。
所属・登録
氏名:伊澤 剛志(公認会計士)
事務所:伊澤剛志公認会計士事務所
登録番号:第 24080 号
所属:日本公認会計士協会 千葉会
所在地:千葉県市川市